三宅市郎(読み)ミヤケ イチロウ

20世紀日本人名事典 「三宅市郎」の解説

三宅 市郎
ミヤケ イチロウ

大正・昭和期の農学者 東京農業大学名誉教授。



生年
明治14(1881)年3月24日

没年
昭和39(1964)年2月15日

出身地
岐阜県

学歴〔年〕
東京帝大卒

主な受賞名〔年〕
帝国学士院賞〔昭和38年〕

経歴
大正14年〜昭和33年東京農業大学教授に就任。25年から玉川大学教授を兼任した。コメに寄生する黄変米菌や気管筋の収縮を引き起こすカビ類代謝産物の中毒学的研究で、38年日本学士院賞(共同研究)を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三宅市郎」の解説

三宅市郎 みやけ-いちろう

1881-1964 大正-昭和時代の農学者。
明治14年3月24日生まれ。大正14-昭和33年東京農大教授。25年から玉川大教授をかねた。米に寄生する黄変米菌や気管筋の収縮をひきおこすカビ類代謝産物の中毒学的研究で,38年学士院賞(共同研究)。昭和39年2月15日死去。82歳。岐阜県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android