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学歴 がくれき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

学歴
がくれき

初等,中等,高等の教育段階のうちどの段階を修了したかをさすとともに,各段階の学校自体の格差,序列のなかでどの程度の学校を出たかをさす概念。日本における学歴は,現在大きく2つの問題をかかえている。その第1は,学歴達成の階層被規定性の問題である。一般に高学歴ほど高い職務,地位,所得をもたらすので,この問題は教育を通じた社会階層の再生産の問題として知られ,日本のみならず欧米などにも共通する難問である。また,産業化に力を注ぐ発展途上国においてもその傾向が現れつつある。第2は,人材配分の基準としての機能障害の問題である。国民全般の高学歴化に伴って学歴は一定の能力水準と対応しなくなり,人材配分の基準として適切さを欠く傾向を強めていく。それと裏腹に,高学歴は必ずしも高い地位をもたらさなくなり,高学歴者の社会不適応という社会問題を生むようになる。

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デジタル大辞泉の解説

がく‐れき【学歴】

学業に関する経歴。「学歴が高い」「学歴偏重社会」

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百科事典マイペディアの解説

学歴【がくれき】

個人が受けた学校教育の経歴。高校卒,大学卒といった教育段階別の〈修学歴〉をいう場合と,社会的威信によって形成された学校序列を考慮した〈学校歴〉をいう場合がある。

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大辞林 第三版の解説

がくれき【学歴】

学業についての経歴。どういう学校を卒業したかという経歴。 「 -がものを言う」

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世界大百科事典内の学歴の言及

【学歴社会】より

…人々の職業的地位,さらには一般に社会的地位を決定づける要因として,学歴が重視される社会。この用語は,日本では1960年代に入るころから広く使われ始め,欧米諸国でも,70年代になるとこれに相当するクレデンシャル・ソサエティcredential society(資格証明の社会)という言葉が,社会科学者の間で使われるようになった。…

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