三正綜覧(読み)さんせいそうらん

改訂新版 世界大百科事典 「三正綜覧」の意味・わかりやすい解説

三正綜覧 (さんせいそうらん)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の三正綜覧の言及

【長暦】より

…さらに中根元圭は1714年(正徳4)《皇和通暦》を刊行した。元圭は自分ではほとんど計算せずに春海のものをそのまま借用したと考えられているが,その計算された暦日を史実によって修正している点が評価され,1880年《三正綜覧》が政府により編纂(へんさん)刊行されたときは《皇和通暦》が参照された。《三正綜覧》はさらに15ヵ所ほどの修正を史料により補うとともに,さらに中国の回々暦,太陽暦の暦日を併記してあり,明治以後歴史学者に多く利用された。…

※「三正綜覧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android