上皮細胞(読み)ジョウヒサイボウ

デジタル大辞泉 「上皮細胞」の意味・読み・例文・類語

じょうひ‐さいぼう〔ジヤウヒサイバウ〕【上皮細胞】

皮膚粘膜などの上皮組織を形成する細胞

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の上皮細胞の言及

【クチクラ】より

…角皮,キューティクルともいう。生物体の体表(動物では上皮細胞,維管束植物では表皮細胞からなる組織)の外表面に分泌される角質の層の総称。 水中生活をしている植物にはクチクラは発達しないが,陸上の植物ではクチクラがよく発達することによって,植物体を機械的に保護すると同時に,水が過度に発散するのを防いでいる。…

【上皮】より

…体表面,管腔(たとえば消化管,呼吸器の管系,泌尿生殖器の管系など),体腔(心膜腔,腹膜腔,胸膜腔)など,動物体の内外の遊離面をおおう細胞層を上皮組織epithelical tissueという。上皮組織は上皮細胞の集まりからなっている。上皮細胞はその形態によって,扁平上皮細胞,立方上皮細胞,円柱上皮細胞,繊毛上皮細胞に分けられる。…

※「上皮細胞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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