中島勝祐(読み)ナカジマ カツスケ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「中島勝祐」の解説

中島 勝祐
ナカジマ カツスケ


職業
長唄三味線方

本名
中島 雄司(ナカジマ ユウジ)

別名
別名=東音中島 勝祐(トウオンナカジマ カツスケ),旧芸名=岡安 喜久祐(オカヤス キクスケ)

生年月日
昭和15年 3月8日

出身地
大阪府 大阪市

学歴
東京芸術大学〔昭和40年〕卒

経歴
昭和26年常磐津吾妻太夫に入門。33年岡安晃三郎に師事、34年岡安喜久祐を名乗る。41年東音会に入会。長唄の三味線方として活躍する一方、作曲にも積極的にはげみ、長唄や古典手法による創作曲・舞踊曲などを多数手がけた。「まかしょ」などが評価され、平成15年芸術選奨を授賞。他の作品に「水の怨」「むかし小六節」などがある。

受賞
芸術選奨文部科学大臣賞(平14年度)〔平成15年〕 松尾芸能賞優秀賞(第23回)〔平成14年〕

没年月日
平成21年 12月24日 (2009年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報