新撰 芸能人物事典 明治~平成 「中能島松仙」の解説
中能島 松仙
ナカノシマ ショウセン
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報
明治・大正期の箏曲家 山田流中能島派家元(3代目)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
…(5)一中節および山田流箏曲,清元の曲名 一中節は,1855年(安政2)8月,真国作詞,都一静作曲。山田流箏曲には3世中能島松仙が移曲。また,高谷伸が補筆して3世清元梅吉が清元に移曲したものは,1954年4世井上八千代が振り付けた舞地として行われる。…
…山田流箏曲の一派。家元としての芸姓は5代を数える。初代中能島(1838‐94)は,信州岩村田藩藩医中島昌庵の第3子として江戸に生まれる。幼名園太郎。失明後,小名木(おなぎ)検校松操一に入門,松勢一と名のる。1852年(嘉永5)検校に登官,中能島を姓とし,のちに松声と号する。明治箏曲界の長老として活躍,訓盲啞院(東京盲学校)の教官もつとめた。平曲もよくし,清元お葉,富本豊前太夫などとも交遊,富本との掛合《七福神》や,富本色の強い《伏見》などのほか,《雨夜の月》《松風》《松の寿》など名作を作曲。…
※「中能島松仙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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