久礼奈為(読み)クレナイ

動植物名よみかた辞典 普及版 「久礼奈為」の解説

久礼奈為 (クレナイ)

植物紅花別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の久礼奈為の言及

【ベニバナ(紅花)】より

臙脂(えんじ)【新井 清】
[日本における生産,流通史]
 植物染料として江戸期に最も発達し,藍,麻と並び三草の一つに数えられた。古代の《万葉集》には〈久礼奈為(くれない)〉または〈末摘花〉として詠まれている。《延喜式》には宮中の御服や調度品の紅染法が規定され,紅花の貢納が命ぜられたが,その地域はおもに関東から中国地方であった。…

※「久礼奈為」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android