動植物名よみかた辞典 普及版 「久礼奈為」の解説
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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…臙脂(えんじ)【新井 清】
[日本における生産,流通史]
植物染料として江戸期に最も発達し,藍,麻と並び三草の一つに数えられた。古代の《万葉集》には〈久礼奈為(くれない)〉または〈末摘花〉として詠まれている。《延喜式》には宮中の御服や調度品の紅染法が規定され,紅花の貢納が命ぜられたが,その地域はおもに関東から中国地方であった。…
※「久礼奈為」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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