事立(読み)ことだつ

精選版 日本国語大辞典 「事立」の意味・読み・例文・類語

こと‐だ・つ【事立】

〘自タ四〙 常とは変わる。改まる。
※蓬左文庫本続日本紀‐天平勝宝元年(749)一二月二七日・宣命「神我天神地祇を率ゐいざなひて必ず成し奉らむ。事立に有らず、銅の湯を水と成し、我が身を草木土に交へて、障る事無くなさむと」
伊勢物語(10C前)八五「む月なれば事だつとて、大御酒たまひけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android