二の糸(読み)ニノイト

デジタル大辞泉 「二の糸」の意味・読み・例文・類語

に‐の‐いと【二の糸】

三味線の第2の弦。一の糸よりも細く、三の糸よりも太い。

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精選版 日本国語大辞典 「二の糸」の意味・読み・例文・類語

に【二】 の 糸(いと)

  1. 三味線の第二弦。一の糸より細く、三の糸より太いもの。
    1. [初出の実例]「先づ一の糸を如何やうともそれぞれにあはせ、二の糸一より心程たかく、三の糸二より心程たかく合すべし」(出典:歌謡・大幣(1685)一)

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世界大百科事典(旧版)内の二の糸の言及

【糸】より

…楽器により糸の呼名が違う。三味線では太い順に〈一の糸〉〈二の糸〉〈三の糸〉と呼ぶ。弦楽器三味線【植田 隆之助】。…

※「二の糸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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