最新 地学事典 「交差準平原」の解説
こうさじゅんへいげん
交差準平原
facetted peneplain ,intersected peneplain ,intersecting peneplain
形成時期の異なる二つの準平原が交差している場合をいう。一度準平原が形成された地域で,その後の地殻運動によって準平原が傾斜し,傾斜した古い準平原を切ってさらに新しい準平原が形成されて両者が交差する。古い準平原面の上には被覆層がのることが多い。この軟らかい被覆層がその後の侵食によってはぎ取られると,傾斜した剝離準平原と新しい準平原とが交差する。この場合はモーバン(morvan)と呼ぶことがある。北米の大西洋岸では形成時期の異なる三つの準平原面が交差している例もある。
執筆者:高山 茂美
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

