仏母摩耶山開帳(読み)ぶつもまやさん かいちょう

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「仏母摩耶山開帳」の解説

仏母摩耶山開帳
ぶつもまやさん かいちょう

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
元禄6.3(京・万太夫座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の仏母摩耶山開帳の言及

【開帳】より

…開帳は,江戸時代には諸芸能の興行の場であり,庶民の娯楽の場でもあった。宗祖の事跡や縁起を説くことの多い古浄瑠璃はもちろん,享楽的な元禄歌舞伎においても,《仏母摩耶山開帳(ぶつもまやさんかいちよう)》など題名に明示したものもあり,著名な《傾城浅間嶽(けいせいあさまがたけ)》も浅間嶽普賢菩薩の京都出開帳を当て込んでいる。開帳の触れ,開帳仏の奇瑞,開帳の法会は,それぞれ雄弁術,からくり,舞踊といった見せ場をつくり,戯曲構成にも絡んでいる。…

※「仏母摩耶山開帳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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