…開宗は812‐813年(弘仁3‐4)ころとみられる。密教相承の信仰のうえから,大日如来を教主として金剛薩埵,竜猛(りようみよう),竜智,金剛智,不空,恵果,空海と次第相承したのを〈付法の八祖〉,また竜猛,竜智,金剛智,不空,善無畏(ぜんむい),一行(いちぎよう),恵果,空海と伝えたのを〈伝持の八祖〉といい,《大日経》《金剛頂経》《蘇悉地(そしつぢ)経》などを所依の経典として,金剛・胎蔵の両部を立て,真言呪法の加持力で即身成仏を期することを本旨とする。 空海は774年(宝亀5)讃岐国多度郡に生まれ,788年(延暦7)入京,791年大学寮明経科に入学したが学問に満足できず,阿波国大滝嶽,土佐国室戸崎,伊予国石鎚山などで厳しい修行をした。…
※「付法の八祖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新