付法の八祖(読み)フホウノハッソ

デジタル大辞泉 「付法の八祖」の意味・読み・例文・類語

ふほう‐の‐はっそ〔フホフ‐〕【付法の八祖】

真言しんごん八祖

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の付法の八祖の言及

【真言宗】より

…開宗は812‐813年(弘仁3‐4)ころとみられる。密教相承の信仰のうえから,大日如来を教主として金剛薩埵,竜猛(りようみよう),竜智,金剛智,不空,恵果,空海と次第相承したのを〈付法の八祖〉,また竜猛,竜智,金剛智,不空,善無畏(ぜんむい),一行(いちぎよう),恵果,空海と伝えたのを〈伝持の八祖〉といい,《大日経》《金剛頂経》《蘇悉地(そしつぢ)経》などを所依の経典として,金剛・胎蔵の両部を立て,真言呪法の加持力で即身成仏を期することを本旨とする。 空海は774年(宝亀5)讃岐国多度郡に生まれ,788年(延暦7)入京,791年大学寮明経科に入学したが学問に満足できず,阿波国大滝嶽,土佐国室戸崎,伊予国石鎚山などで厳しい修行をした。…

※「付法の八祖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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