真言八祖(読み)シンゴンハッソ

精選版 日本国語大辞典 「真言八祖」の意味・読み・例文・類語

しんごん‐はっそ【真言八祖】

  1. [ 一 ] 付法の八祖。大日如来・金剛薩埵(こんごうさった)龍猛(りゅうみょう)龍智金剛智不空恵果・空海の八祖。
  2. [ 二 ] 伝法の八祖。大日如来・金剛薩埵を除き、不空の次ぎに善無畏一行(いちぎょう)を加えるもの。この方が一般で、多くの真言宗の寺院にその像を伝える。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android