使琉球録(読み)しりゆうきゆうろく

日本歴史地名大系 「使琉球録」の解説

使琉球録
しりゆうきゆうろく

二巻 陳侃著

解説 一五三四年に尚清王の冊封正使として来琉した陳侃の復命書。現在確認される最古の使琉球(冊封使録)であり、上巻に使事紀略、下巻に群書質異・天妃霊応記・夷語を収める。一六世紀中期の琉球の国情・地誌を知るうえで貴重である。

活字本 一九九五年(原田禹雄訳注、榕樹書林)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む