個虫(読み)コチュウ

デジタル大辞泉 「個虫」の意味・読み・例文・類語

こ‐ちゅう【個虫】

群体を構成する生物の各個員。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の個虫の言及

【群体】より

…この集合体を群体とよぶ。群体を構成するおのおのの個体を個員または個虫zooidといい,真の意味の群体では,個員が互いに原形質によって連絡して,栄養摂取や刺激に対する反応は全個員に及ぶ。これに対して殻などの死んだ物質により接着するのみで,互いの連絡がない場合は,偽群体pseudcolonyとよぶ。…

【個体】より

…この意味において,個体はケストラーのいうところのホロンの一つである。
[個体と個虫]
 しかし,自然界には,個体というものが明りょうでない動物もたくさんいる。とくに原始的といわれる動物には,そのようなものが多い。…

※「個虫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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