ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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翻訳|colony
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分裂または出芽によって生じた新たな個体が互いに連結されてできた個体の集合。原生動物、海綿動物、刺胞(しほう)動物、コケムシ類(外肛(がいこう)動物)、ホヤ類(原索(げんさく)動物)など、主として海産無脊椎(むせきつい)動物のさまざまなグループにみられる。群体を形成する個体を個虫または個員とよぶ。群体は形態上から線状群体、樹状群体、球状群体、叢状(そうじょう)群体などに区別され、また固着性、浮遊性、匍匐(ほふく)性のものがある。群体の統合の程度はさまざまであり、個虫どうしが単に殻などによって連結されているだけのものから、個虫間に神経系による刺激の伝達がみられ全体として統合された動きをみせるものまである。クダクラゲ類(刺胞動物)やコケムシ類ではもっとも高度に統合された群体の例がみられる。クダクラゲ類のカツオノエボシでは、個虫が、浮き・栄養体・生殖体・触手などに形態的・機能的に分化しており、これらが集合して一つの群体を形成するが、それは高度に統合された動きによって餌(えさ)をとらえて消化し、あるいは刺激に対して逆方向に逃避することができる。このような群体が単一の受精卵から分裂によって生じるという点からも、それを一つの個体と考えることもできるが、海綿などでは同種の隣接した群体が合体して一つの群体となることもあり、また系統発生的にも、もともと単独生活を営んでいた個虫が集合して群体を生じたと考えるのが正しい。
[喜多 実]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
…語意は植民地ないし同類集団の居住地であるが,第1次大戦後のイギリスの結核対策では転じて,一般地域で生活困難をきたす結核回復者へのアフターケアと労働とを組み合わせた共同生活施設の通称となった。日本には,結核回復者施設の流れをくむ身体障害者施設でコロニーと称する社会福祉法人がある。一方,親亡きあとの重度精神遅滞者に家庭に代わる施設の必要性を訴えた親たちの運動にこたえて,国が設置し,特殊法人の心身障害者福祉協会が運営する精神遅滞者の大型施設が,1971年群馬県高崎市に国立コロニーとして設立された。…
…植民地という概念は,ラテン語coloniaに起源をもち,それが近代ヨーロッパ語のcolony(英語),colonie(フランス語),Kolonie(ドイツ語)として広く用いられ,さらに近代日本において,その日本語訳として定着したものである。この概念は古典古代,近代ヨーロッパ,近代日本と三重の歴史的位相をもち,それに応じて,意味する内容も拡大してきた。近代以前には,植民地という言葉はおもに,ある集団か,その一部が従来の土地を離れて新たな地域に移住し,そこで形成する社会を意味した。…
※「群体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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