…両側の耳が高くなり,馬蹄形をしているので,この名がある。漢の武帝のときに蹏金(じようていきん)を作ったのが,その始まりとされるが,より直接には,元・明代の分銅形の元宝銀が変化してできたものである。馬蹄銀は,政府や銭荘などの依頼を受けて,民間の炉房,銀炉が各自の規格において鋳造したので,軽重,大小,品格などは一定しない。…
※「元宝銀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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