八面体層(読み)はちめんたいそう

最新 地学事典 「八面体層」の解説

はちめんたいそう
八面体層

octahedral layer

2:1型層状珪酸塩鉱物の成分層で,2枚の四面体層に陽イオンを挟んだ層状配列体の部分。頂点酸素と,それのつくる六角網の中心にあるOHと,それらで囲まれた陽イオンからなる。1:1型鉱物の成分層では,四面体層と,OHの網と,その間に挟んだ陽イオンからなる層状配列体。頂点酸素と,その六角網の中心にあるOHと,それらに囲まれた陽イオンからなる。2:1:1型鉱物の成分層では,2:1型の八面体層以外に,ブルーサイト様層,ギブサイト様層がまた八面体層をつくる。2枚のOH網のOHと,その間に挟まれた陽イオンからなる。以上いずれの場合でも,陽イオン(Al, Mg, Feなど)は六つの陰イオン(OとOH,またはOHのみ)で囲まれて八面体の配位配位数6)を示す。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 須藤

関連語をあわせて調べる

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む