配位(読み)ハイイ

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精選版 日本国語大辞典 「配位」の意味・読み・例文・類語

はい‐い‥ヰ【配位】

  1. 〘 名詞 〙 錯体の中で中心原子の周りの空間に配位子が配列して結合すること。また、結晶中の一つの原子を近接の電子が取り巻くこと。→配位結合

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最新 地学事典 「配位」の解説

はいい
配位

coordination

(1)イオン結晶では,一つのイオン周囲を取り巻く最近接の反対電荷のイオンの配列を配位という。そのイオンの数を配位数という。
(2)錯体では,中心原子・イオンのまわりに原子・基・分子・イオンが結合すること。この結合を配位結合といい,共有結合の一種。配位する原子などを配位子(ligand)と呼ぶ。配位子の数を配位数という。

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参照項目:配位数

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化学辞典 第2版 「配位」の解説

配位
ハイイ
coordination

原子またはイオンのまわりに,原子,分子,またはイオンが配列することをいう.狭義には,錯体における配位子のように,比較的強い化学結合の存在する場合をいい,配位子の数を配位数という.

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世界大百科事典(旧版)内の配位の言及

【配位説】より

…高次化合物の構造および結合状態について,ドイツのA.ウェルナーが1893年提出した考え方。その後部分的には修正されたが,基本的な考え方は正しいことが明らかになり,現在では配位理論と呼ばれている。 19世紀も後半になると,炭素の四面体4価という原子価理論や,ベンゼン環の六角形構造が明らかにされ,各種有機化合物の構造が解明されて,その立体化学が発展してきた。…

※「配位」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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