…奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山(ぶざん)派の総本山。豊山神楽院と号し,古くは泊瀬寺,長谷山寺などとも記される。西国三十三所観音霊場の第8番札所。草創については諸説があるが,《日本紀略》《春記》《東大寺要録》から推考すると,721年(養老5)に大和川原寺の僧道明が山寺を構え,727年(神亀4)より良弁の弟子徳道が,その東南の高所の岩盤を基礎として2丈6尺の十一面観音立像と観音堂を建立し,行基を導師に落慶供養を行ったという。…
※「初瀬寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...