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長谷寺 ちょうこくじ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

長谷寺
ちょうこくじ

「長谷寺 (はせでら)」のページをご覧ください。

長谷寺
はせでら

奈良県桜井市初瀬にある新義真言宗豊山派総本山。豊山神楽院と号し,別名初瀬寺,泊瀬 (はつせ) 寺。また「ちょうこくじ」ともいう。天武天皇の頃,弘福寺道明が北峰にまつられていた宝塔を西谷に移して三重塔と釈迦堂を建立し (本長谷寺) ,のち養老4 (720) 年徳道上人が近江三尾前山よりクスの霊木を東峰に移して2丈6尺の十一面観音の造立に着手し,堂宇を建てて,天平5 (733) 年に行基を導師として開眼供養した (後長谷寺) 。

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デジタル大辞泉の解説

ちょうこく‐じ〔チヤウコク‐〕【長谷寺】

はせでら

はせ‐でら【長谷寺】

奈良県桜井市初瀬(はせ)にある真言宗豊山(ぶざん)派の総本山。山号は豊山。西国三十三所第8番札所。天武天皇の時代に道明が開創と伝える。東大寺、ついで興福寺の末寺であったが、度々の火災ののち、安土桃山時代羽柴秀長による復興を機として、新義真言宗となった。本尊は十一面観音。牡丹(ぼたん)の名所として知られる。本堂は国宝。初瀬寺。泊瀬寺(はつせでら)。豊山寺(ぶざんじ)。長谷観音。ちょうこくじ。
神奈川県鎌倉市長谷にある浄土系単立の寺。山号は海光山。坂東三十三所第4番札所。開創は天平8年(736)、開山は徳道、開基は聖武天皇あるいは藤原房前と伝えられる。本尊十一面観音は、奈良の長谷寺の観音と一木二体の像という。長谷観音。新長谷寺

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百科事典マイペディアの解説

長谷寺【ちょうこくじ】

長谷寺(はせでら)

長谷寺【はせでら】

長谷(はせ)観音とも。神奈川県鎌倉市にある単立の寺。奈良時代に大和の長谷寺の徳道が,クスノキでつくった十一面観音像を海中に投じ,16年後に鎌倉に漂着したので,それを本尊として創建したと伝える。
→関連項目鎌倉[市]

長谷寺【はせでら】

奈良県桜井市初瀬(はせ)にある真言宗豊山派の総本山。長谷寺(ちょうこくじ)とも。天武天皇の病気平癒(へいゆ)を祈って川原寺の僧道明が銅板法華説相図を作って安置したのに始まり,727年徳道上人が十一面観音像を作り観音道場を建てたのが現在の長谷寺といわれる。
→関連項目桜井[市]真言宗豊山派新長谷寺長谷寺鉢かづき大和青垣国定公園大和猿楽

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デジタル大辞泉プラスの解説

長谷寺(ちょうこくじ)

秋田県由利本荘市にある寺院。1775年ごろ創建。曹洞宗。本尊は釈迦牟尼仏、十一面観音。

長谷寺(ちょうこくじ)

群馬県高崎市にある寺院。686年創建。金峯山修験本宗。本尊は十一面観世音菩薩。白岩観音とも呼ばれる

長谷寺(ちょうこくじ)

神奈川県厚木市にある寺院。725年創建。高野山真言宗。本尊は十一面観世音菩薩。桜の名所。飯山観音とも呼ばれる。

長谷寺(はせでら)

神奈川県鎌倉市にある寺院。736年創建。浄土宗系単立。本尊は十一面観世音菩薩。長谷観音とも呼ばれる。花の寺として有名。

長谷寺(はせでら)

奈良県桜井市にある寺院。創建は686年。真言宗豊山派総本山、本尊は十一面観世音菩薩。国宝の本堂、礼堂のほか多くの文化財を所有。花の名所。

長谷寺(ちょうこくじ)

福岡県鞍手郡鞍手町にある寺院。885年創建。宗派は浄土宗。本尊の十一面観音像は国の重要文化財に指定。「長谷観音」とも呼ばれる。

長谷寺(はせでら)

鳥取県倉吉市にある寺院。721年創建。宗派は天台宗、本尊は十一面観世音菩薩。室町~明治時代の絵馬を多く収蔵。

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世界大百科事典 第2版の解説

はせでら【長谷寺】

奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山(ぶざん)派の総本山。豊山神楽院と号し,古くは泊瀬寺,長谷山寺などとも記される。西国三十三所観音霊場の第8番札所。草創については諸説があるが,《日本紀略》《春記》《東大寺要録》から推考すると,721年(養老5)に大和川原寺の僧道明が山寺を構え,727年(神亀4)より良弁の弟子徳道が,その東南の高所の岩盤を基礎として2丈6尺の十一面観音立像と観音堂を建立し,行基を導師に落慶供養を行ったという。

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大辞林 第三版の解説

ちょうこくじ【長谷寺】

はせでら【長谷寺】

奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派の総本山。山号は豊山。天武天皇の勅願により道明が草創した本もと長谷寺に始まる。のち聖武天皇の勅願寺。天正年間(1573~1592)専誉が再興。本尊の十一面観世音菩薩は長谷観音として著名。西国三十三所の第八番札所。桜・牡丹の名所。ちょうこくじ。はつせでら。泊瀬寺。初瀬寺。豊山ぶざん寺。長谷観音。
鎌倉市長谷にある浄土系単立宗教法人の寺。山号は海光山。天平年間(729~749)徳道が創建。坂東三十三所の第四番札所。長谷観音。新長谷寺。

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世界大百科事典内の長谷寺の言及

【長谷寺】より

…草創については諸説があるが,《日本紀略》《春記》《東大寺要録》から推考すると,721年(養老5)に大和川原寺の僧道明が山寺を構え,727年(神亀4)より良弁の弟子徳道が,その東南の高所の岩盤を基礎として2丈6尺の十一面観音立像と観音堂を建立し,行基を導師に落慶供養を行ったという。観音堂がすなわち豊山寺であり,道明の当初の山寺は,今日,本(もと)長谷寺として伝えている三重塔を中心とする一画がそれである。豊山寺が泊瀬上山寺として8世紀後半に信仰をあつめていたことは《日本霊異記》で知られる。…

【長谷寺霊験記】より

…仏教説話集。編者は長谷寺(奈良県桜井市)関係の僧らしく,13世紀初頭に成立。2巻。…

【三輪神道】より

…その形成は,血脈類を比べると鎌倉末期の覚乗(《天照大神口決》の著者)前後に求められよう。その伝流は,三輪社を中心に室生寺を介して伊勢神宮周辺と深い交流がうかがわれ,伝書類が平等寺のほか高野山と長谷寺に多く伝来し,とくに長谷寺では近年まで神道灌頂が相伝されていた。【阿部 泰郎】。…

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