十勝幌尻岳(読み)とかちぽろしりだけ

日本歴史地名大系 「十勝幌尻岳」の解説

十勝幌尻岳
とかちぽろしりだけ

中札内村北西、帯広市境にある。日高山脈中央部東側に位置し、札内さつない岳の東に続く。標高一八四六メートル。東側から戸蔦別とつたべつ川支流岩内いわない川が源を発し、南東へ流下する。南側からは札内川支流ポロシリ川が南へ流れる。前近代には「ホロシリ」と称され、「戊午日誌」(報十勝志)には札内川上流部のこととして「往昔よりの申伝えには、此上には、其周廻は何程ともしれざるが一ツの沼有、其山を ホロシリ と云々、高山にして、其山ウラカワ、シヒチヤリ等の山にわたり、上に大なる湖有と。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android