千載集(読み)センザイシュウ

世界大百科事典(旧版)内の千載集の言及

【須磨都源平躑躅】より

…1730年(享保15)11月4日(番付による)から大坂竹本座初演。《平家物語》《源平盛衰記》を題材としながら,直接には,謡曲《忠度(ただのり)》,近松門左衛門作の1686年(貞享3)7月《千載集》(作者推定),同年初冬《薩摩守忠度》,88年(元禄1)《念仏往生記》(作者推定,改題本《大原問答》《大原問答青葉笛》《須磨寺青葉笛》)などを先行作とする。別名題《源平魁躑躅(さきがけつつじ)》。…

【千載和歌集】より

…なお,《新古今集》の最多入集歌人西行は,本集ではすべて〈円位法師〉の名で記載されている。《千載集》とも略すが,千年ののちまでもこの集が伝わることを願って付けられたものである。【今西 祐一郎】。…

※「千載集」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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