略称(読み)りゃくしょう

精選版 日本国語大辞典 「略称」の意味・読み・例文・類語

りゃく‐しょう【略称】

〘名〙 名称を省略して呼ぶこと。また、省略した名称。
※重訂本草綱目啓蒙(1847)一二「俗にふしとよぶ者あり。ふしは黒ふしの略称なりと云」

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デジタル大辞泉 「略称」の意味・読み・例文・類語

りゃく‐しょう【略称】

[名](スル)正式な名称を省略して呼ぶこと。また、その呼び名。略名。「日本教職員組合」を「日教組」、「北大西洋条約機構」を「NATO(ナトー)」と呼ぶ類。
[類語]別名別称異称異名俗称変名仮名偽名仮称偽称旧称旧名古称一名又の名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の略称の言及

【略語】より

…電報に用いる電信略号(電略)などは,もとの語形と直接関係のないものもあり,一種の略語であるとともに暗号にも連なるものであると言ってよかろう。なお,固有名詞については略語とは言わずに略称という。種々の組織には長い名称のものも多いので,略称が生じやすい。…

※「略称」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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