善女竜王(読み)ぜんにょりゅうおう

世界大百科事典(旧版)内の善女竜王の言及

【定智】より

…1132年(長承1)落成の高野山大伝法院の壁画制作に当たった。45年(久安1)の《善女竜王像》(金剛峯寺)が現存し,年代と作者の確定できる平安時代唯一の作例である。〈善女竜王〉とは弘法大師空海が824年(天長1)神泉苑に雨を祈ったとき,愛宕山上に出現した竜王であると言い伝えられている。…

※「善女竜王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む