四方転び(読み)シホウコロビ

デジタル大辞泉 「四方転び」の意味・読み・例文・類語

しほう‐ころび〔シハウ‐〕【四方転び】

四隅の柱を、上方でやや中心方向に傾けた形。東屋あずまやの柱や椅子の脚などに用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の四方転びの言及

【手水屋】より

…手水舎とも書き,手水所(ちようずどころ),水盤舎(すいばんしや),水屋(みずや),水屋形(みずやかた)とも呼ぶ。ふつう四隅の柱を上方で平面中心方向へ傾斜させる,すなわち四方転び(しほうころび)の4本柱とし,四方吹放ちとする。屋根は切妻,入母屋などが多いが,日光東照宮の水盤舎(国宝)のように,大きな唐破風(からはふ)をかけたものもある。…

※「四方転び」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む