地方取(読み)じかたどり

  • じかたとり
  • じかたどり ヂかた‥

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 江戸時代、幕府、大名から一定の知行地を与えられ、そこからあがる収益を俸祿としてうけること。また、その人。蔵米から俸祿をうける蔵米取に対して、一定の土地からの収益をうける。知行取。地方。高取。
※東潜夫論(1844)諸侯「或は曰く土著の武士は必ず地方取りなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の地方取の言及

【知行】より

…当初の方針は,小知行取は江戸付近,せいぜい江戸から一晩泊りの範囲内におくことにあったが,その後たびたびの地方直し(じかたなおし)(知行地の再編)によって,知行地は関西や中部地方にも広がり,蔵米知行から地方知行への転換も生まれ,知行の分散化が進行した。地方知行の旗本は,地方取(知行取)とも呼ばれ,上級のものは大名領に似た組織をもつが,旗本は常時江戸詰めを命ぜられていたから,在地勤務の家臣に知行地の支配をまかせた。下級の知行取の場合は,家臣の駐在もなく年貢収納を知行地の名主にまかせる場合もあった。…

※「地方取」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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