壁雲(読み)カベグモ

デジタル大辞泉 「壁雲」の意味・読み・例文・類語

かべ‐ぐも【壁雲】

スーパーセルなどの発達した積乱雲の底から垂れ下がるようにできる、円筒状または壁状の雲。ウォールクラウド。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の壁雲の言及

【台風】より

…灰白色にみえる雲のかたまりは直径1000kmくらい,その中心付近にくぼんだようにみえる黒みがかった所が台風の目と呼ばれる雲の少ない部分である。目の周囲の比較的一様にみえる灰色の部分は上層雲(絹雲など)で,この下には目の壁雲と呼ばれる巨大な積乱雲の群れが目を取り巻いている。目の壁雲の外にも積乱雲の群れがあり,これらはらせん状に巻きこむ形で入りこんでいる。…

※「壁雲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android