デジタル大辞泉 「スーパーセル」の意味・読み・例文・類語 スーパーセル(supercell) 通常の数倍から数十倍の規模に発達した巨大な積乱雲。多く、竜巻や激しい雷雨を伴う。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「スーパーセル」の解説 スーパーセル 回転する上昇気流を伴う巨大な積乱雲を指す気象用語。成長した積乱雲のため、頂上部分が広がって平らになっている。地上からはほとんど見ることはできないが、この平らな頂上部分を上昇気流が突き抜け、ドームのように雲が突出している。上空と地表の気温差が大きいほど発生・発達しやすく、条件さえ整えば世界中どこでも発生する可能性がある。通常の積乱雲の場合、水平方向の広がりは数キロ~十数キロ程度、持続時間は30~60分程度だが、スーパーセルは10~40キロにも及び、持続時間も平均数時間と長い。発生すると、雹・霰、強風・突風、竜巻、落雷、豪雨などの激しい気象現象を引き起こす。 (2013-8-8) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報