夢窓国師(読み)ムソウコクシ

関連語 夢窓疎石

世界大百科事典(旧版)内の夢窓国師の言及

【庭園】より

…浄土教美術
[禅院の庭]
 12世紀の末,宋より禅宗が伝えられたが,同時にもたらされた禅宗寺院の様式や庭園は,1世紀を経てようやく日本的に消化され,定着するようになった。この中心人物が夢窓国師(夢窓疎石)であった。夢窓国師は自然を愛好し,行くさきざきに名園をつくった。…

【夢窓疎石】より

…鎌倉末期から室町初期にかけて活躍した臨済宗の僧。伊勢に生まれた。9歳のとき甲斐の平塩山寺に入って得度し,はじめ教学を学んだが,20歳にして京都建仁寺の無隠円範に接し,禅宗に帰依した。その後,桃渓徳悟,約翁徳倹,一山一寧らに参じたが契悟できず,ついで那須の雲巌寺,鎌倉の寿福寺で高峰顕日(けんにち)に従い,ついにその法を継いだ。夢窓は本来韜晦癖があり,美濃の虎渓庵,京都の北山,土佐の吸江庵,相模の泊船庵,上総の退耕庵などに隠棲庵居していたが,後醍醐天皇の強い屈請を受け,1325年(正中2)南禅寺に住した。…

※「夢窓国師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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