大橋順蔵(読み)おおはし じゅんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大橋順蔵」の解説

大橋順蔵 おおはし-じゅんぞう

大橋訥庵(おおはし-とつあん)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の大橋順蔵の言及

【大橋訥菴】より

…幕末の志士。兵学者清水赤城の四男として江戸に生まれ,いったん飯山藩士酒井力蔵の養子に迎えられたが,離別して江戸に戻り日本橋の商人大橋淡雅(菊池淡雅)の養子となる。通称順蔵,名は正順,字が周道,訥菴は号。儒学を佐藤一斎に学び,学者でもあった養父の協力で日本橋に思誠塾を開いたが,やがて過激な尊王攘夷思想に傾いた。57年(安政4)刊の《闢邪小言(へきじやしようげん)》が彼の主著である。安政の大獄に際し,さらされていた頼三樹三郎の死体を葬るなど有志としての行動があった。…

※「大橋順蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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