天平美術(読み)てんぴょうびじゅつ

改訂新版 世界大百科事典 「天平美術」の意味・わかりやすい解説

天平美術 (てんぴょうびじゅつ)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の天平美術の言及

【奈良時代美術】より

…この時代は,隋以後に新登場した唐の影響をうけ,美術においても画期的な発展をとげた。従来この時代は,美術史上,平城京遷都の710年(和銅3)を境に,奈良前期(白鳳美術)と奈良後期(天平美術)に2分して説かれることが多かった。これを前・後期をつらねて奈良時代美術とするのは,この時代に律令国家の所産としての,唐代美術の一貫した様式の流れを認めようとする立場に立つものである。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」