…生没年,伝ともに不詳。《古今集》巻十八雑下に〈題しらず 喜撰法師〉として〈わがいほは都の辰巳(たつみ)しかぞ住む世を宇治山と人はいふなり〉があり,〈百人一首〉にも入って著名だが,たしかなのはこの作だけである。《古今集》仮名序に〈宇治山の僧喜撰は言葉かすかにして初め終りたしかならず。…
※「宇治山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...