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喜撰法師 きせんほうし

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

喜撰法師
きせんほうし

平安時代前期の歌人。六歌仙の一人。紀貫之が『古今集』序でその名をあげて論じているが,出自,伝記ともに未詳。出家して宇治に住んだことがわずかに推定される。確実な作は『古今集』雑下の「わが庵は都のたつみしかぞすむ世をうぢ山と人はいふなり」の1首だけである。

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デジタル大辞泉の解説

きせん‐ほうし〔‐ホフシ〕【喜撰法師】

喜撰

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世界大百科事典 第2版の解説

きせんほうし【喜撰法師】

平安時代の歌人。六歌仙の一人。生没年,伝ともに不詳。《古今集》巻十八雑下に〈題しらず 喜撰法師〉として〈わがいほは都の辰巳(たつみ)しかぞ住む世を宇治山と人はいふなり〉があり,〈百人一首〉にも入って著名だが,たしかなのはこの作だけである。《古今集》仮名序に〈宇治山の僧喜撰は言葉かすかにして初め終りたしかならず。いはば秋の月を見るに暁(あかつき)の雲にあへるが如し〉〈よめる歌多くきこえねば,かれこれかよはしてよく知らず〉という。

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世界大百科事典内の喜撰法師の言及

【六歌仙】より

…《万葉集》の後,和歌の道はまったくおとろえていたが,その時期に〈いにしへの事をも歌をも知れる人,よむ人多からず。……近き世にその名きこえたる人〉としてあげられた僧正遍昭在原業平文屋康秀喜撰法師小野小町大友黒主,の6人のこと。序の筆者紀貫之より1世代前の人々で《古今集》前夜の代表的歌人として《古今集》時代の和歌の隆盛を導いた先駆者たちである。…

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