…江戸中期の俳人。姓は安井,名は政胤,通称は大和屋善右衛門。隠居後,宗二と称す。前号は芥室,旧国,旧州。大坂の人。三度飛脚の問屋を営む。旧室,良能の門に入って談林俳諧を学び,後に蓼太(りようた)に入門。蕪村,几董(きとう)らと交わり,天明・寛政期(1781‐1801)俳壇に重きをなしたが,終生,遊俳の立場を貫いた。絵筆をもてあそび,狂歌をもたしなんだ。編著は《俳懺悔》《秋存分》等。〈能因にくさめさせたる秋はこゝ〉(《はいかい袋》)。…
※「安井大江丸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...