日本大百科全書(ニッポニカ) 「官業益金及官業収入」の意味・わかりやすい解説 官業益金及官業収入かんぎょうえききんおよびかんぎょうしゅうにゅう 国の一般会計歳入の分類項目の一つ。国の事業活動から得た利益や収入のうち一般会計に納める分であり、官業益金としては印刷局特別会計受入金が、官業収入としては病院収入と診療所収入が計上されている。政府収入のうち経常収入はさらに租税及印紙収入と事業収入とに分けられるが、官業益金及官業収入は代表的な事業収入である。しかし、2009年度(平成21)予算における官業益金及官業収入金額は160億6500万円と少なく、歳入総額88兆5480億円の0.018%にすぎない。[林 正寿][参照項目] | 一般会計 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例