宝輪寺塔(読み)ほうりんじとう

世界の観光地名がわかる事典 「宝輪寺塔」の解説

ほうりんじとう【宝輪寺塔】

中国山西省河南省境界にある三門峡市西部から3kmに位置する、陜州風景区にある塔。唐代に僧・道秀が創建し、現存する塔は12世紀後半の金時代に僧・智秀が建て直した。中国古代四大回音建築の一つで、高さは26.5m、13層密檐(みつえん)式のレンガ塔である。◇塔のまわりで手を叩くと、こだまがガマガエルの鳴き声のように返ってくることから、「蛤蟆塔」とも呼ばれる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android