宝輪寺塔(読み)ほうりんじとう

世界の観光地名がわかる事典 「宝輪寺塔」の解説

ほうりんじとう【宝輪寺塔】

中国山西省河南省境界にある三門峡市西部から3kmに位置する、陜州風景区にある塔。唐代に僧・道秀が創建し、現存する塔は12世紀後半の金時代に僧・智秀が建て直した。中国古代四大回音建築の一つで、高さは26.5m、13層密檐(みつえん)式のレンガ塔である。◇塔のまわりで手を叩くと、こだまがガマガエルの鳴き声のように返ってくることから、「蛤蟆塔」とも呼ばれる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

関連語 みつえん

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android