… 以上の西大寺流律宗の活動は,律僧の慈善事業の中でもとくに目立つものであるが,他にも泉涌寺の覚一房覚阿(生没年未詳)は,1304年(嘉元2)の後深草院の死去に際して,蓮台野・東悲田院・清水坂などの京都の非人に非人施行をし,温室を設けて非人垢すり供養を行っている。また,壬生大念仏狂言の創始者である法金剛院の円覚上人導御(1223‐1311)も,悲田院の貧病者を救い,獄舎の囚人をにぎわしたと伝えられている。これらの鎌倉後期の律僧たちの慈善事業をどう評価するかは難しい問題で,実際,それが当時の身分秩序を肯定し,現実の体制をことほぐ立場からの,非人に対する統制としての役割を一定程度果たしたことも事実である。…
※「導御」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...