小骨盤腔(読み)ショウコツバンクウ

デジタル大辞泉 「小骨盤腔」の意味・読み・例文・類語

しょうこつばん‐くう〔セウコツバン‐〕【小骨盤×腔】

骨盤下方に位置する小骨盤内腔骨盤腔。→大骨盤腔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の小骨盤腔の言及

【骨盤】より

…そのため骨盤は,一つのしっかりした,しかしいくぶんはひずみを生ずることができる骨性の容器をなしている。 骨盤は,岬角(こうかく)(第5腰椎と仙骨の境の前方へ突出した部分)から寛骨の内面を通って恥骨結合の上縁に向かって斜めに下前のほうに弓形に走る稜線(分界線)によって,上部の大骨盤腔と下部の小骨盤腔とに分けられる。ただし普通は小骨盤腔のことを単に骨盤腔という。…

※「小骨盤腔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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