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山中新六 やまなか しんろく

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

山中新六 やまなか-しんろく

鴻池新右衛門(こうのいけ-しんえもん)

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

山中新六

没年:慶安3.12.5(1651.1.26)
生年:元亀1.12(1570)
大坂の豪商鴻池善右衛門家の始祖。戦国武将山中鹿之介幸盛の長男もしくは次男と伝えられ,幼少のころ播磨国(兵庫県)三木城主別所長治の重臣黒田幸盛の養子となり,黒田姓を名乗っていたが,黒田氏が豊臣秀吉に滅ぼされたのち,摂津国川辺郡鴻池村(兵庫県伊丹市)の叔父山中信直のもとに閑居し,山中姓となる。幼名新六,元服して幸元,のち新右衛門と名乗る。慶長の初めごろに鴻池村において清酒造りを始め,その江戸送りに成功して,致富の契機をつかんだ。元和5(1619)年大坂内久宝寺町で店舗を設け,酒造とその販売を行う。寛永2(1625)年には大坂衢壌島(九条島)を本拠にして,従来陸送であった自醸の酒を船で江戸へ送るとともに,その帰り荷に大名の貨物を運ぶなど廻船業にも進出した。前後して大名貸も開始し,のちの鴻池両替店のもとを築いた。 慶長19(1614)年制定と伝承される「幸元子孫制詞条目」は商家の子弟としてのあるべき姿など,子孫への遺訓を示したものであるが,鴻池家訓の原型となった。8男2女があったが,家督と2代目新右衛門名は7男元秀が継ぎ,その後代々,鴻池村において鴻池本家と称された。次男秀成と3男之政は元和1年と3年に大坂に分家して,酒造業を営み,その後それぞれ善兵衛家,又右衛門家となった。新六の大坂内久宝寺町店は8男正成が継ぎ,のちこれが善右衛門家となって最も栄えた。江戸期豪商として鴻池家というとき,通常この鴻池善右衛門家を指す。

(宮本又郎)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

山中新六
やまなかしんろく

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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