山海名産図会(読み)さんかいめいさんずえ

旺文社日本史事典 三訂版 「山海名産図会」の解説

山海名産図会
さんかいめいさんずえ

江戸後期,木村兼葭堂 (けんかどう) が著した日本各地の名産の図鑑
1799年刊。5冊。画は蔀 (しとみ) 関月。諸国物産が集散する大坂にあって,各物産の生産地・特色・製法などを図入りで集録したもの。類書日本山海名産図会』より具体的である。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の山海名産図会の言及

【日本山海名産図会】より

…5巻5冊。内題には《山海名産図会》とのみあるが,目録題は《日本山海名産図会》とされている。本文は木村蒹葭堂(けんかどう)の著とされ,画は蔀関月(しとみかんげつ)の筆。…

※「山海名産図会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android