巨細胞封入体症(読み)キョサイボウフウニュウタイショウ

デジタル大辞泉 「巨細胞封入体症」の意味・読み・例文・類語

きょさいぼうふうにゅうたい‐しょう〔キヨサイバウフウニフタイシヤウ〕【巨細胞封入体症】

先天性サイトメガロウイルス感染症

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の巨細胞封入体症の言及

【サイトメガロウイルス感染】より

…垂直感染には二つの感染様式がある。一つは,妊婦の胎盤を通して起こる胎児感染で,この場合,新生児は無症状なものから,巨細胞封入体症として小頭症,肺炎,肝脾腫,紫斑,低体重出生などを呈し,致死的な先天性異常をきたすものまで,病像は多彩である。欧米では先天性サイトメガロウイルス感染を受ける新生児は0.5~2.0%で,このうちの0.5%くらいが新生児期に臨床症状を呈する。…

※「巨細胞封入体症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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