常関(読み)ジョウカン

デジタル大辞泉 「常関」の意味・読み・例文・類語

じょう‐かん〔ジヤウクワン〕【常関】

中国代の税関内国貿易関税を徴収した所。

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精選版 日本国語大辞典 「常関」の意味・読み・例文・類語

じょう‐かんジャウクヮン【常関】

  1. 〘 名詞 〙 中国、清代の税関の名。主として、民船による内国貿易上の関税を徴収した所。旧関。〔清会典‐戸部・貴州清吏司〕

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世界大百科事典(旧版)内の常関の言及

【粤海関】より

…中国の清代,広州におかれた海関。海関には常関(旧関)と洋関(新関)とがあり,アヘン戦争以後おかれた洋関もまた粤海関であるが,ふつうはそれ以前の常関をさす。1685年(康熙24),海禁の解除により設置され,中国人の沿海貿易と外国人の朝貢貿易を管轄し,海関税を徴収した。…

※「常関」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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