デジタル大辞泉 「幽し」の意味・読み・例文・類語 かそ‐け・し【▽幽し】 [形ク]光・色や音などがかすかで、今にも消えそうなさま。「わがやどのいささ群竹むらたけ吹く風の音の―・きこの夕ゆふへかも」〈万・四二九一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「幽し」の意味・読み・例文・類語 かそ‐け・し【幽】 〘 形容詞ク活用 〙 音や色などがかすかであるさま。ほのか。[初出の実例]「わが屋戸のいささ群竹吹く風の音の可蘇気伎(カソケキ)この夕(ゆふべ)かも」(出典:万葉集(8C後)一九・四二九一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例