御定相場(読み)おさだめそうば

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「御定相場」の意味・わかりやすい解説

御定相場
おさだめそうば

江戸時代,金,銀,銭3貨の法定交換相場。幕府は貨幣相場を安定させるため,法定交換相場を建てて統制に努めたが,特に市場相場に左右されることが多く効果はなかった。なお,享保年間 (1716~36) ,米価吊上げのため幕府の定めた米相場をも御定相場と称した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む