徳島県阿南市(読み)あなん〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔徳島県〕阿南〈市〉(あなん〈し〉)


徳島県南東部の市。
那賀(なか)川河口部に位置し、南部は橘(たちばな)湾に面する。県南の行政・産業・文化の中心地。2006年(平成18)3月、那賀郡の那賀川町、羽ノ浦町を編入して現在の姿となる。近世には牛岐(うしき)城(富岡城)の城下町として発展。南部の椿泊(つばきどまり)地区は阿波水軍の根拠地。1964年(昭和39)、新産業都市徳島地域に指定されてから、臨海部に電機・木材などの工場や発電所が進出、工業が発展。近年では蛍光体や発光ダイオード製造など、化学工業も盛ん。農業ではニンジン・ミカン・スダチなどの栽培が行われる。タケノコの生産量は日本有数。漁業では橘・椿泊などの港でイワシ・アジなどを水揚げするほか、ノリ・ワカメの養殖も行われる。橘湾内は阿波松島とよばれる景勝地。蒲生田(かもだ)岬はウミガメの産卵地として有名。北の脇に海水浴場がある。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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