心に咽ぶ(読み)こころにむせぶ

精選版 日本国語大辞典 「心に咽ぶ」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 に 咽(むせ)

  1. 悲しみが胸にこみあげる。胸が迫る。
    1. [初出の実例]「白たへの袖別るべき日を近み心爾咽飯(こころニむせひ)ねのみし泣かゆ」(出典万葉集(8C後)四・六四五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android