心咽す(読み)ココロムス

デジタル大辞泉 「心咽す」の意味・読み・例文・類語

こころ・す

悲しみで胸がいっぱいになる。
我妹子わぎもこが植ゑし梅の木見るごとに―・せつつ涙し流る」〈・四五三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「心咽す」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 咽(む)

  1. 心がふさがり詰まる。悲しみで胸がいっぱいになる。
    1. [初出の実例]「わぎもこが植ゑし梅の木見る毎に情咽(こころむせ)つつ涙し流る」(出典万葉集(8C後)三・四五三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む