精選版 日本国語大辞典 「忍渡」の意味・読み・例文・類語 しのび‐わた・る【忍渡】 〘自ラ四〙 (「わたる」は、こちらからあちらへ移る、また、来るの意) 人目をしのんでこっそり行く、または来る。※夜の寝覚(1045‐68頃)三「なべての女房知りては、おのづから漏り聞くやうも侍らん。いとうしろめたう、いとほしかるべし。せちにしのびわたらせ給ひて」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報