思う事言わねば腹ふくる(読み)おもうこといわねばはらふくる

ことわざを知る辞典 「思う事言わねば腹ふくる」の解説

思う事言わねば腹ふくる

他人に対して言いたいことを、差し障りを考えて黙っているのは、腹の中に物がつかえているようで、気持ちがもやもやするものだ。

[使用例] おもうこといわざらむは腹ふくるるちょうたとえも侍ればおのが心にうれしともかなしともおもいあまりたるをもらすになん[樋口一葉*若葉かけ|1891]

〔異形〕おぼしき事言わねば腹ふくる

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